「うちの子、ちょっと気になるかも…?」
そんな風に感じたことはありませんか?
発達の知識をほんの少し知るだけで、
子育てがグッと楽になることがあります。
発達に“グレーゾーン”があることを知っていますか?
発達の悩みと聞くと「診断がついている子」の話だと思いがちですが、
実はそうではありません。
グレーゾーンの子どもたちは、
明確な診断がつかないけれど、
集団行動が苦手だったり、感情のコントロールが難しかったり、
なんとなく「育てづらさ」を感じる特徴を持っています。
わが家の長男のこと

「うちの長男は、小さい頃から少しこだわりが強くて…。
幼稚園でも友達とのトラブルが多く、私は毎日悩んでいました。」
「どうして普通にできないの?」「私の育て方が悪かったの?」と自分を責める日々。
でもある時、“発達の特性”という言葉に出会って、心が軽くなりました。
発達の特性を知るだけで、子育ての見え方が変わる
私たち大人だって、それぞれ性格や得意・不得意がありますよね。
それと同じで、子どもにも「特性」があります。
例えば:
- 音や光に敏感で疲れやすい
- ルールを守るのが極端に苦手
- 感情がすぐ爆発してしまう
- 落ち着きがなくて注意がそれやすい
こうした特徴は「困った行動」ではなく、
“その子の持っている特性”かもしれません。
家庭でできる3つのステップ
1. 観察する
まずは、「うちの子ってどんな時にうまくいかないんだろう?」と、
小さな気づきを積み重ねていきます。
2. 寄り添う
怒る前に「どうしたかったの?」と気持ちに寄り添う声かけを。
3. 小さな成功体験を積ませる
できたことはたとえ小さくても、いっぱい褒めて自信に。
兄弟との関係にも理解が必要
わが家でも、長男のこだわりに振り回されてきた兄弟たち。
つい我慢させてしまい、後で下の子が「僕ばっかり怒られる」と泣いてしまったことも…。

「どうしてお兄ちゃんだけ、怒られないの?」
そんな時こそ、“お互いを理解するための対話”が大切でした。
我が家では、きょうだいにも発達のことを少しずつ説明し、役割をお願いするようにしました。
ママ自身の心も守って
一番大切なのは、ママが自分を責めないこと。
完璧じゃなくていい。
悩んでるってことは、ちゃんと向き合ってる証拠です。
このブログでは、「子どもを理解したい」
そんなあなたと一緒に歩んでいけたらと思っています。